公開日:2008/5/12
日本教育工学振興会
1月20日、上智大学にて、(社)日本教育工学振興会主催(チエル 協賛)によるセミナーが開催されました。セミナーの進行は(独)メディア教育開発センター助教授 堀田龍也先生。模擬授業あり、実践報告あり、ワークショップ、パネルディスカッションありの盛りだくさんの内容となりました。
「模擬授業」
氷見市立海峰小学校 表克昌先生(富山県)、三鷹市立大沢台小学校 小暮敦子先生(東京都)が担当。「フラッシュ型教材」を活用した授業の様子を再現していただきました。児童役は、セミナーに参加している先生方全員。子どもたちに馴染みのある教科名や漢字、計算問題などを短い間隔でテンポ良く指示したゲーム性のある展開に、会場は常に笑い声に満ちました。
「実践報告」
札幌市立新琴似緑小学校 割石隆浩先生(北海道)と米沢市立南原中学校 金隆子先生(山形県)が、VTRを提示しながら、授業の様子を報告しました。スクリーンには、集中した面持ちの子どもたちや大きく元気な声で古典の学習に取り組む中学生の様子が映し出され、楽しく集中して反復練習ができるため、基礎学習の定着に有効であるとの報告に、一同が頷きました。
「ワークショップ」
CHIeru.e-Teachersへのアクセス方法、フラッシュ型教材のダウンロードの仕方について、堀田先生が説明。その後、グループに別れ、「フラッシュ型教材の利点・欠点」「今後の活用法」などについて、現場での利活用を思い浮かべながらの意見交換が行なわれました。
「パネルディスカッション」
堀田先生の進行のもと、たつの市立揖保小学校 清久利和先生(兵庫県)が、授業実践を報告。「フラッシュ型教材」と「InterCLASS」に搭載されている学習評価システムを併用した学習効果について説明されました。この実践事例に対し、三重県教育委員会事務局研修分野 中村武弘先生、チエル 技術開発部開発課 前田課長らが意見を交わしました。今後も、このようなセミナーやWebサイトを通して、「明日の授業にも活かせるような情報」を発信し続けていきます。
フラッシュ型教材についての詳細はCHIeru.Catalogue P10-P13へ