公開日:2011/5/13

中東最大の教育展示会「GESS 2011」でも、『CaLabo EX』の良さに感嘆の声が…

●チエルの海外レポート

2011.5.3〜5 中東・ドバイ

 チエルではこれまでに、「Basel Worlddidac(スイス)」「Worlddidac Asia(タイ)」「BETT(イギリス)」「GESS(ドバイ)」「Computex Taipei(台湾)」「e-Learning EXPO Korea[eLEK](韓国)」など、世界有数の教育展示会に積極的に出展している。
 今回、5月3日から5日の3日間にわたって、ドバイ Airport Expoで開催された、中東最大の教育展示会「GESS 2011」に参加した。今回で2度目の出展である。日本からの出展は、他に1社のわずかに2社であった。
 今年の「GESS 2011」は、世界各国から30カ国250社の教育関連企業が出展し、ソフトウェアからハードウェアまで様々な製品を展示。近隣諸国の緊迫した情勢が影響してか、来場者数は前年と比較すると学校関係者は減少したようではあったが、世界中から集まった多くのエンジニア、バイヤーたちが各ブースに詰めかけ、出展担当者の製品説明に熱心に耳を傾けていた。

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 アジアやヨーロッパ地域の展示会と比べると家具や実験機器などを含むハードウェア製品の出展が比較的多く、ある一角にはカラフルな机や椅子に囲まれ、さながら家具の展示会のようなブースも見られ、中東市場ならではのトレンドも肌で感じることができた。

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 そんな中、ソフトウェアベースである『CaLabo EX』は展示の見た目こそ派手さはないものの、その音質の良さ、画質のクリアさに、来訪者の驚きの表情が印象的だった。
 その場で「今日にでも購入したい!」と興奮気味に話すスーダンの学校エンジニアの方。
 「大がかりな機材ではないにもかかわらず、映像と音声に全くタイムラグがない。素晴らしい」と、UAEのベテラン・セールスマンも感嘆の声を上げていた。
まさに「日本=高品質」というのはイメージだけのものではないということを多くの方々に体験いただけたと思う。
 チエルのブースへは、3日間で約20カ国、50名以上の来場者に訪問いただいた。
 日本からの出展ということもあり、先の東北地方太平洋沖地震、原子力発電所の事故についてはよくご存知で、様々な国の方々からお気遣いや励ましの言葉をたくさんいただいた。中には商談には関係なくわざわざお立ち寄りいただく方も。心から感謝申し上げたい。

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 また、ちょうど現在進行中の案件があるイランのパートナーにも訪問いただき、インストールから使用方法の基礎に始まり、簡単な質疑応答の時間を設けることもできた。
 海外サポートはすべて電話やメールで行われているため、お互いになかなか情報が伝わりきらないことも多い。そういった意味でも今回の展示会は大変有意義なものであった。

 面積は埼玉県と同じほどで、毎年数百万人の観光客が訪れる中東の国・ドバイ。来年もまた、「GESS 2012」としての開催が決定している。
 世界の教育業界関係者にとっては、今後も目の離せない地域として注目されるに違いない。

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