公開日:2008/5/6
技術科におけるInterCLASS活用法
「特別な設備が必要なく、
操作も簡単でやりたいことを実現できました。」
「まだ使い始めたばかりなのですが、とても便利だと感じています」
開口一番、そうおっしゃったのは、InterCLASSを技術科で活用いただいている、阪南市立鳥取東中学校の小林利夫先生。
「使い出すと、思った以上にいろいろ出来ることがわかってきました」と前向きなコメントをいただけた。
なぜ、鳥取東中学校でInterCLASSを採用いただけたかをずばり伺ってみた。
「費用のことは少し気がかりでした。データを置くためのサーバなどが必要になれば、それだけ費用もかかります。けれどもInterCLASSは、サーバを含め特別な設備が必要なく、操作も簡単でやりたいことを実現できました」
InterCLASSは、はじめての先生にも使いやすいように、現場の先生方の意見を取り入れインターフェース開発している。小林先生のように使い慣れた先生にとっても満足いただけているようだ。
小林先生が技術科の授業で、普段どのような使い方をしているのか伺ってみた。
「生徒たちにWordで文章を作らせたら、それをInterCLASSで回収して、内容をチェックしてからその時間内に返します。また、地図などの作品を作らせたら画面上で共有をしたりしています。作品は、蓄積していけば、教員だけでなく子どもたち自身が後から振り返って自己評価するにも使えますし。私は技術の教員ですが、もちろん技術科以外でも使えると思います」
コンピュータの活用には戸惑いを感じる先生方や、なかなか活用のイメージがもてない先生方もいらっしゃると思う。
前向きに活用されている小林先生にコンピュータ室はどう使っていけばいいとお考えかアドバイスをいただいた。
「コンピュータ教室の活用に、なかなか踏み切れなかったり、取り組む時間がない先生は確かにたくさんいらっしゃいると思います。でも、InterCLASSは学習評価機能がついていますよね。コンピュータ教室は、個別の活動を行うのに適した教室だと思います。確認テストを実施したり、生徒の弱点を見ようと思えばすぐに見ることができます。そういうところはこれからすごく期待しています」
コンピュータ室は、個別活動を行うのに非常に適した教室である。普段の授業の内容を子どもたちに定着させるためには、InterCLASSと、学習評価機能のように、子どもたちひとりひとりの状況を把握できるツールが不可欠であると、小林先生の話を聞いて感じた。
小林 利夫先生