公開日:2008/5/11

InterCLASSを高校の15教室と図書館に導入〜プログラミング、ビジネスコミュニケーション、図書館と、学校のあらゆるシーンで毎日活用〜

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スティーブ氏

 デル・バリー学校区はアメリカ合衆国テキサス州の州都オースティン西部に位置している。
 2006年の秋にInterCLASSを高校の15教室と図書館に導入し、あらゆる授業で積極的に活用している。
 今回は授業で実際に利用している先生方と、ITスタッフのスティーブ氏に毎日の活用方法とInterCLASSのメリットについてお聞きした。

■プログラミング授業担当 クルーズ先生

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図書館では画面を監視

 「私の授業ではゲームプログラミングツールを使って、実際にゲームを作成しながらプログラミングを学習します。授業で一番よく使う機能は[先生の呼び出し機能]と[チャット・リモートコントロール機能]ですね。生徒はプログラミングに詰まると私を呼ぶのですが、これまでは手を上げている生徒の席まで行って、実際に画面を見て指導する必要がありました。
 しかしInterCLASSを導入してからは、生徒は質問内容を入力して先生を呼び出しでき、さらにそこから生徒とのチャットやリモートコントロールで実際の生徒画面を私の席から操作しながら指導できるようになりました。多くの生徒の質問にすばやく回答して指導できるので、効率が10倍くらいに上がった感じがします」。

■ビジネスコミニュケーション授業担当 ロドリゲス先生

 「ワープロや表計算などのオフィスソフトの操作方法から、レジュメ、レターの書き方、プレゼンテーションのやり方まで、実社会に出て必要なビジネススキルを学習する授業です。私は主に先生画面転送の機能を多用します。
 ワードなどの操作方法を説明するときは、もうプロジェクタを利用せずに、Inter CLASSで私の画面を表示して説明しています。オフィスソフトのボタンは小さいので、プロジェクタで説明すると非常に見えづらいのです。しかしInterCLASSだと生徒ディスプレイに直接表示できるので、生徒の理解が格段に早くなりました。また、授業の最後に小テストを実施した後に、答え合わせも私の画面に模範解答を表示して、生徒に転送しています」。

■図書館担当 フェルナンデス先生

 「図書館のコンピュータは生徒が自由に使えるように開放しています。開放していると、どうしても不適切な利用をする生徒が出てきます。特に最近は公開プロキシを利用して、学校区のインターネットフィルタリングを回避するテクニックが、色々なインターネットサイトで公開されており、多くの学校ではフィルタリングソフトだけでは十分に不適切な情報を規制できなくなっています。InterCLASSを導入してからは、生徒は私がInterCLASSを使って常に画面を監視していることを知っているので、”図書館では悪さするとバレる”と思っており、不適切な利用をする生徒は一切いなくなりました。無言のプレッシャーになっているようです(笑)」。

■学校区ITスタッフ スティーブ氏

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 「高校には教室だけで500台以上のコンピュータがあるのですが、私が一人でメンテナンスやサポートなどを全て行っています。InterCLASSの一斉ログオン機能とコマンド送信機能には本当に助かっています。 1教室30台のコンピュータにログオンするだけでも、相当な時間とタイピング作業が必要ですが、InterCLASSを使うと全ての作業を先生パソコンから一斉に実施でき、メンテナンス作業が劇的に楽になりました。もうInterCLASSが無いと仕事ができません!」

 デル・バリー高校では、本当に学校のあらゆるシーンでInterCLASSを活用されている。先生方の「あまりにも便利」という評価を受け、現在、学校区では中学校の全ての教室にInterCLASSの導入を検討していただいている。

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