公開日:2008/9/29
[小]英語での実践
富山県:氷見市立海峰小学校 表 克昌
【子どもがノリノリ!フラッシュ型教材の活用】
チエル・フラッシュ型教材を活用することで学級が元気になります。
☆こんな人たちに役立ちます
- 子供たちに活気がないクラス
- 基礎的な知識が不足している子供
- 子供を引きつけるような授業をしたい教師
☆用法
- 授業の始めや終わり 3分程度
- 1時間に1回程度の使用(使いすぎに注意)
☆使用上の注意
・子供を待たずに始めます。
フラッシュですから、1枚をじっくり見せるようなものではありません。
パッ、パッとテンポよく見せます。
授業の始めなど子供が揃っていなくても始めます。
・声を出させる、そろえさせます。
子供たちが一つの画面を「次は何かな」と期待し、集中して見ます。
その時に答えを大きな声で言うようにします。
時には競争したりして、意欲を高めます。
・変化のある繰り返しをします。
子供ですからあまり同じことを繰り返すと飽きてきます。
そこで、全員で言う、二人で言う、一人ずつ言う、クイズを取り入れるなど, やり方を少し変えて変化をもたせます。 見せる順番が教師の腕です。
・教師は明るく、そしてほめます。
教師は明るく、楽しそうに取り組みます。
その雰囲気が子供に伝染します。
また、ひたすらほめます。
英語編
英語の単語やダイアローグの練習に役立てることができます。
? 言葉を覚えます。
- 教師(ALT)の発音を聞いて繰り返します。
- 2回→1回→0回というようにリピートさせる回数などに変化をもたせます。
(模擬授業でやってみます) - フラッシュのスピードは、子供の実態によりますが、子供が少し早いなと感じる程度がいいと思います。
- 子供の様子を見ながら言えるように練習をします。
(最初のうちはどうしても教師も画面を見てしまいます。子供たちの話す様子を見るようにします。経験を積めばできます)
? 言葉を覚えます。
- 基本的なダイアローグを学びます。
- 質問の仕方、答え方を練習します。
- 子供と教師で交代してやります。(子供と子供でもいいです)
- 最初は簡単な方を子供にやらせます。
- その後、ペアやグループで練習をし、習熟を図ります。
? 簡単なクイズやゲームで習熟します。
- 今回は、“What’s missing?”を行います。
- その他にも絵の一部分を見せて当てる、ビンゴゲームをするなどが考えられます。
社会編
基礎的な知識の定着に役立てることができます。
3年生 地図記号 方位
4年生 都道府県名 県庁所在地
5年生 都道府県の名産 山や川などの名前
6年生 歴史年号 歴史上の人物などなど
? 地図記号
建物シリーズ、形のよく似たものを並べます。
? 都道府県名
都道府県の形を見て、どこか当てます。
? 都道府県クイズ
その都道府県の名産、有名なものを3ヒント形式で行います。
分かったところで挙手させます。
易しいヒントを最後にします。
※このページは2007年1月20日に開催された情報教育対応教員研修全国セミナーでの指導案を元に作成されたものです。