公開日:2012/6/19
New Education Expo 2012 東京会場 出展レポート
学校・教育関係者を対象としたセミナー&展示会『New Education Expo 2012 in東京』が、2012年6月7日(木)から9日(金)までの3日間、東京ファッションタウンビル(東京都江東区)において、文部科学省や総務省、東京都をはじめ12の教育委員会等が後援、内田洋行、富士通、インテル、日本マイクロソフト等が特別協賛のもとに行われた。
3日間で100社を超える企業・団体が出展し、50余のセミナーも開催され、昨年とほぼ同様の4,500人の参加者が訪れた。
弊社チエルは、今年も展示コーナーを設け、「フラッシュ型教材」のミニセミナーも実施し、大変ご好評をいただいた。
展示ブースもセミナーもタイムリーな企画に大賑わい!
展示ブースでは、2011年4月に文科省より公表された『教育の情報化ビジョン〜21世紀にふさわしい学びと学校の創造を目指して〜』にも教育の情報化の一環として挙げられている、デジタル教科書・教材や教育ICT機器の展示・製品紹介を中心に、校務支援システムや、東日本大震災によってその必要性がクローズアップされている「防災教育」に関するブースも見受けられた。
セミナーは、堀田龍也教授(玉川大学教職大学院)がコーディネートを担当された『フューチャースクール推進事業・学びのイノベーション事業の実践事例から』、および鈴木寛氏(参議院議員・前文部科学省副大臣)による基調講演『日本の教育の課題と展望』を拝聴した。
前者は、小中学校の先生方には大変関心の高いテーマであり、現在、実証研究中の現場の校長先生からのご発表に、真剣なまなざしで聞き入る参加者の姿が印象的であった。堀田教授の「実証研究の結果として出てくる課題にこそ意味がある」のひと言は、こうした研究事業の胆であることを実感した次第。
チエルは「フラッシュ型教材」を展示し、ミニセミナーも実施
チエルのブースでは、『フラッシュ型教材シリーズ』を中心に展示した。
「フラッシュ型教材」は、クラス全員で大きな声で答えることで、子どもたちの学習意欲が高まり、ひいては基礎・基本の知識が確実に身につき、教室が元気になる、とご好評をいただいている。
「フラッシュ型教材」の専用サイト「eTeachers」(http://eteachers.jp/)には、これまでに1万7千名もの小中学校の先生方が登録し、ダウンロードして無償で活用できるフラッシュ型教材も1万3千ファイルも蓄積されている。ぜひお試しいただきたい。
ブースにはたくさんの参加者に足を止めていただき、「シンプルな教材だから、使いやすい」「何度も繰り返しているうちに、全員がわかるようになりました」「これから使ってみよう!」といったうれしいご意見をたくさんいただいた。
また、会場の一角を教室に見立てたミニセミナー・コーナーで、「フラッシュ型教材」を具体的に紹介。
参加いただいた先生方には、子どもになったつもりで、フラッシュ型教材を体験いただいた。最初は声が小さめだった参加者も、周りの声につられて徐々に大きくなり、会場には一体感が! 「なるほど」「うん、うん」とうなずく姿から、フラッシュ型教材は、まさに基礎知識の習得のみならず、クラスの一体感や集中力を生むのにも効果的であることを体感していただけたようだ。
とても有意義な3日間であった。今後も先生方の貴重なご意見を大切にして、努めてまいりたい!