公開日:2017/7/14
『第8回教育ITソリューションEXPO』出展レポート
チエルは、2017年5月17日~19日の3日間、
東京ビッグサイトで開催された、日本最大の文教市場向けIT専門展
『第8回教育ITソリューションEXPO』(以下EDIX)に出展いたしました。
EDIXへの学校・教育関係者の来場者数は、
17日(水)9,164名・18日(木)10,028名・19日(金)11,326名
合計30,518名(※)と過去最高の来場者数を記録。
※EDIX主催リードエクジビジョンジャパン2017年5月22日発表による。
「教材・教育コンテンツゾーン」内に構えたチエルのブースでは、
小学校から大学までの教育現場を
ICTで支える各種ソリューションを一堂に展示。
3日間を通じて予想を超えるにぎわいでした。
展示製品の詳しい情報はこちら → 第8回教育ITソリューション EXPO出展のご案内
高校・大学エリア
アクティブ・ラーニングへの質的変換を「ICTで支援」
4技能を鍛え、英語教育の抜本的強化を支援する
「CALL+MALLソリューション」を初展示
フルデジタルCALLシステムと、モバイルを活用したMALL製品で
英語4技能を徹底支援するというコンセプトです。
※CALL(コール):Computer Assisted Language Learning (コンピュータを活用した語学学習手法)
MALL(モール):Mobile Assisted Language Learning (モバイルを活用した語学学習手法)
フルデジタルCALLシステム『CaLabo® EX』は、
全国で1,300校以上、海外でも20か国以上に導入されている、チエルの人気製品です。
音声ファイルの配布・回収・提出といった語学学習には欠かせない機能のスムーズな流れを、
多くの先生方にご体験いただきました。
また、いつでもどこでも英語のスピーキング練習を可能にする、
語学学修プラットフォーム『CaLabo® Language』の精度の高いTTS機能がご来場者の関心を集め、
2日目からデモ機を急遽拡大しました。
「ICTを活用した語学学修とアクティブ・ラーニング実践事例」
慶應義塾大学 吉原 学先生の2回の講演会は大盛況!
吉原先生の、30分の講演は2回とも満席でした。
CALLシステムを活用して4技能を高める先生の学習サイクルは、
(1) 動画で学生の関心を集め (2) リスニングとディクテーションで集中させ
(3) ペアによる協働作業でチャンキングを行い (4) ディスカッションを繰り広げる。
4技能のそれぞれの短い活動を組み合わせ、
絶えず学生の脳が動いているように仕向けている先生の授業で、
ICTがどう活躍しているかをテンポよくお話いただいています。
「CALL教室で4技能をフル活用して学び、手元のスマホでそれを振り返る、
この2つがうまく作用し合うことで、学生が英語に触れる機会が増え、英語力の向上につながります」
と締めくくられ、大きな拍手をいただきました。
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吉原先生のアクティブ・ラーニングに関する最新の記事は、
チエルマガジン2017年春夏号でごらんいただけます
他、「デジタル教材」コーナーでは
バージョンアップしたばかりの人気クラウド型英検対策教材『旺文社・英検CAT』、
クラウド型TOEIC®テスト TOEFL®テスト対策教材『スーパー英語Academic Express2』などをご紹介。
「学修プラットフォーム」コーナーではいつでもどこでも学修を支援する
『CaLabo® Bridge』や『Glexa』をご体験いただきました。
情報基盤ソリューションコーナーでは
教室インフォメーションシステムを初展示
株式会社コラボレーションシステムと共同で出展した、
教育インフォメーションシステム『Class View』は、
キャンパスマップにも反映できて、空いているパソコン教室を簡単に見つけられるシステム。
まもなくチエルのサイトで詳細をご紹介します。
他に、学内ICT運用管理ソリューション『ExtraConsole®』・無線LAN最適化ソリューション『Tbridge®』を
紹介しました。
情報セキュリティコーナーではタブレットセキュリティを初展示
小学校のタブレット活用促進には、セキュリティに関する課題が山積みですね。
新製品のタブレットセキュリティソフト『WinkeeperTM TB』は、
盗難防止のため、不正が行われた場合に大きなアラームが鳴り響きます。
手間のかからないセキュリティ対策に、多くの情報整備担当の先生方が興味を示してくださいました。
小学・中学エリア
次期学習指導要領で求められる「ICTの環境整備」を支援します
基礎・基本の習得・定着・確認を支える
教育クラウドサービス『CHIeru.net for School』を初展示
(↑「基礎・基本 定着ドリル」画面)
先生が一斉学習で使用できるデジタル教材「基礎・基本 習得パック」、
児童生徒の個別学習・家庭学習を支援する「基礎・基本 定着ドリル」、
算数の基礎・基本となる計算の力を確認できる「基礎・基本 計算検定」(2017年7月発売予定)を提示しました。
こちらの製品に関する情報は、まもなくWebサイトで公開いたします。
タブレット対応 教務支援システム『らくらく先生スイート®』は
「らくらく授業支援」のデモが大人気
「らくらく授業支援」は一人1台のタブレット授業にて
(1) 情報を集めてまとめる (2) 考えを共有する (3) 発表する・話し合う を進めやすくするシステムです。
デモをごらんいただきながら、授業でどう活用するか想像いただけましたでしょうか。
一斉提示型教材『小学校の見せて教える社会科 5年生』の
「米づくりの作業別労働時間の変化」では、
年代別に順を追ってグラフで見せることで、大きな変化が明確になります。
子供を揺さぶる発問がしやすくなる説明員の話にうなずく先生方の姿が見られました。
会期中は、弊社ブースにお立ち寄りいただきましたこと、
社員一同、心よりお礼申し上げます。
単に弊社製品を紹介する場としてだけでなく、
ご来場いただいたお客様の生の声を数多く頂戴した大変有意義な展示会となりました。
チエルは、秋の関西EDIX (2017年11月15日~17日)、
春の東京EDIX (2018年5月16日~18日) にも出展します!
皆様からいただいた貴重なご意見を参考にして、
これからも製品の質の向上、サービスの向上を追求し、
先生方のニーズにお応えできるよう努めてまいります。
次回のEDIXでまたお会いできますこと、
楽しみにしております。