公開日:2008/5/6
『旺文社・英検CAT』を活用した学習支援
「認めること」が、次につながる
- 『旺文社・英検CAT』の学習結果を再得点化した
e-Learningを指導の中に取り入れることについて、「思った以上に学生のアクセス回数が多く、授業時とはまた別の側面を見ることができた」と高野先生は振り返る。また、「学生たちの英語力を高める過程において、e-Learningの活用は効果的な学習支援の方法であると確信した」と強調した。
今回の表彰において評価の対象となった『旺文社・英検CAT』は、嘉悦大学において、2005年度から一部の学生に対する指定教材として採用されてきた。そして、今年度、"2007年度文部科学省による私学助成金"の補助を受け、英語を選択した1年生全員が利用できる教材として導入された。「英検をベースとした教材なので、高校までの学習内容とリンクしており、指導目的と合っている」というのが、その採用にあたっての大きな理由である。そこには、入学初年度には基礎力の定着に力を入れ、学年が上がるにしたがってTOEIC®テストなどの各種検定試験にチャレンジしてほしいとの考えが含まれている。
学生全員がノートパソコンを携帯し、学内に無線LANが完全整備されている嘉悦大学―ICTを"日常のもの"として取り入れた大学の中で、e-Learningは、学生を支援する有効な道具の一つとして活きている。
経営経済学部 准教授 髙野 秀之先生