公開日:2008/5/12

学生の熟達度に合わせて講義内容をアレンジ 〜 教材の特性を活かして”耳”を鍛える 〜

Contents 活用事例 学校法人関東学院 関東学院大学

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授業風景

関東学院大学 金沢八景キャンパス(神奈川県)は、平潟湾を望む海辺にある。 地下1階・地上10階建てのコンピュータネットワークが整備された校舎で、TOEIC(R)テストなどの資格試験取得を希望する学生を対象とした講義が、行われた。
 講義開始から15分、Dictationが終わると「では、『TOEIC(R)テスト完全攻略』を起動して、トレーニングモードの1〜20までを、まず一通り解いてみてください。解き終わったら、解説を見て分からない英単語をチェックして覚えましょう。最後に穴埋めの確認テストをします」という指示が、奥先生からだされました。
「学生たちが飽きてしまわないように、緊張感を保つ講義の構成が大切です」という言葉どおり、奥先生は、学生たちに、テンポよく課題を出していく。
学生たちはヘッドフォンをつけると、『TOEIC(R)テスト完全攻略』を立ち上げ、問題を解いていった。
 学生が一通り学習を終えたころを見計らって、『TOEIC(R)テスト完全攻略』の確認テストが行われた。このように学習活動の最後にテストを行うことは、学生の集中力と緊張感を持続させるとともに、学生が、より能動的に自分の到達度を振り返るきっかけを与えるように意図されたものである。
「知らない単語は聞き取れない。聞き取れない英単語は、話せません。きちんと答えられなかった英単語は意識して覚えましょう」とは、奥先生が講義の中で学生たちに強調した言葉。
学習成果に伴う到達度を意識させ、自己評価を常に学生に問うことで学生が一つ先のレベルを目指すように導いている講義だと感じた。

工学部 助教授 奥 聡一郎 先生

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