公開日:2008/9/26

CaLabo EX導入半年後の学習効果

TOEIC®テストの結果が楽しみに!
ムービーテレコで発音レッスン

流通科学大学は、神戸市の学園都市駅にキャンパスがある。2008年4月にCaLabo EXを導入していただいた同校で、積極的にご活用頂いている対馬先生と水本先生にお話を伺った。

『SMART-HTMLの良いところは5分前まで教材を作れるところ』

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 対馬先生は5分間のSMART-HTMLの自作教材を使った語彙クイズの取り組みを行っている。
 学生たちは、自分のパソコンに向かい真剣に問題を解いていく。5分が終わって、SMART-HTMLの自動採点を行い自分の解答を確認すると、教室のあちこちでワァーといった声があがった。

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 「SMART-HTMLを使ったQuizについては、授業に連動しています。今日見ていただいたQuizは、前回やった授業の確認テストです。教材作成に関しては、予め多くの教材を作成するのではなく、自転車操業で作っています(笑)。
 このシステムの良いところは、5分前まで教材を作れるところです。紙だと出力してしまえば、変更は難しいですが、このシステムだと学生を見ながら、問題を変えたり、簡単にしたり、逆にレベルを上げたりが可能ですからね。」

 

『自分の声を録音することで、さらに理解が深まる!』

 水本 篤先生は、主にリスニング・スピーキングをご担当されていて、授業ではシャドーイングや音読を中心にCaLabo EXを活用頂いている。
 「課題を多く出して量をこなすのも大事ですが、定着はなかなかできないと思います。音読して自分の声に出すことにより、定着が図れると考えています。さらに、シャドーイングに取り組み、音読の自分の声を録音することで、より理解が深まります。」
 音読に関しては、パソコンを使わなくても出来るが、ムービーテレコを使って録音する事で、集中して真剣に取り組むようになるので、積極的に使っていただいているようだ。

『CALLを使った授業での学習効果』

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 CaLabo EXを使った学習効果に関して伺った。
水本先生「音声を提出させているのですが、1回目に提出した音声と8回目の自分の発音を聞き比べると明らかにレベルが上がっているのを感じることができると思います。それが次の意欲に繋がっていると思いますし、これは、普通教室での取り組みでは難しい、CALLシステムならではの成果だと思います。」
対馬先生「リスニングは伸びていますね。それは実際に感じているところです。次回のTOEIC®テストの結果が楽しみです。」

 4月の導入から数ヶ月で、ここまでCaLabo EXをご理解いただき、メリットを最大に活かせる授業作りをしていただいている先生方に本当に感謝したい。現場の先生の声を活かしてもっとよい製品を作っていきたいと感じた。

商学部 流通学科 対馬 輝昭先生

商学部 流通学科 水本 篤先生

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