2013年に閣議決定した「第2期教育振興基本計画」では、グローバル人材の育成に向けて、教育の国際化や英語力の目標などについての指針が打ち出された。これを受けて、東京都教育委員会でも都内の公立学校における英語教育の推進策を検討し、「東京都英語教育戦略会議」報告書をまとめた。そのなかで、「ICTの更なる活用」が掲げられ、とりわけ発音教育に重点を置き、東京都立高校の約3割にあたる50校に発音トレーニングとクラスの一括管理が可能な『CaLabo Language』が導入された。東京都教育庁の担当者に導入経緯と今後の展望を伺った。