「教育の情報化」という言葉が、語られるようになって久しい。学校関係者も教育行政関係者も、「これからは教育の情報化が大切だ」と口を揃える。だが、「教育の情報化って何?」「何故今必要なの?」「子どもにどんなメリットがあるの?」「学校現場は何をすればいいの?」と問われると、答えに窮する人も多いのではないだろうか。「教育の情報化」という耳障りのいい言葉が、漠然としたイメージのまま一人歩きしている感がある。そこでチエルマガジンでは、独立行政法人メディア教育開発センター准教授の堀田龍也先生に、解説を依頼。「教育の情報化」を、明快かつわかりやすく語っていただいた。そのインタビューを、6回連続で本誌及びチエルWebマガジンにてお送りする。初回となる今回は、ずばり「教育の情報化」とは何かを考える。