GIGAスクール構想 不安定なネットワークは教育機会を奪うGIGAは「見えないところ」が大事 小・中学校 2024/10/4 文部科学省から、GIGAスクール構想における「ネットワークアセスメント(評価)」の重要性が発信されている。大分県の玖珠町教育委員会に環境改善の考え方や取り組みを聞いた(取材は2023年度に実施。所属・役職は、取材時時点)。 「毎日の端末持ち帰り」と「学校サイト」端末で学ぶ時の小さな失敗は学びの宝物 特集 2024/9/17 石川県能美市では「毎日の端末持ち帰り」と「学校サイト」を両輪にGIGAスクール構想を展開している。2024年1月1日の能登半島地震では、1人1台端末が子供・先生・学校を結ぶ「インフラ」であり、災害レジリエンスを高めることが再認識された。ICT化推進の理念および日頃の取り組みの様子を、教育委員会と3つの小中学校で取材した。 管理職を巻き込んだ研修会と学校の状況に応じたサポートで活用を促進 小・中学校 2024/4/16 ICTを活用した多様なモデル校の設定や授業研究、情報公開などを積極的に行い、教育現場をさまざまな角度から支援している足立区教育委員会。区全体のICT整備の底上げにつながるこれまでの取り組みや教育委員会の考えなどを探究する。 小・中をつなぐ「全教職員研修会」と「校務はチャット」は授業観も変える 特集 2024/4/1 町立の小学校と中学校には端末も電子黒板もWi-Fiもなかった静岡県吉田町だったが、GIGAスクール構想を機に、学校情報化先進地域に生まれ変わった。2023年11月の全教職員研修会と公開授業に参加し、一人ひとりの先生の授業観をGIGA仕様に変えた「巻き込み力」の背景を探った(記事内容は2024年1月26日時点)。 何故令和の教育改革なのか、GIGAスクール構想なのか? 特集 2023/11/7 東北大学の連続セミナー「情報リテラシー連続セミナー@東北大学~情報リテラシー教育のこれからを考える~」の第68回が2023年5月27日(土)にオンラインで開催され、学校現場の教育関係者など約300人が参加した。今回は文部科学省の武藤久慶氏に「何故令和の教育改革なのか、GIGAスクール構想なのか?」をテーマに講演いただいた。日本の教育DXのキーマンが本音で語る「ネクストGIGA」など、講演内容のサマリーを紹介する。 回答共有で自分の意見を深め 学力向上につなげる 小・中学校 2023/5/16 徳島県教育委員会は、2021年1月に「徳島県GIGAスクール構想」を策定し、「子供の学びを支え深化させるEdTech活用推進事業Ⅲ」を推進している。EdTech研究指定校である上板町立高志小学校は、学校教育活動における1人1台端末の効果的な活用法についての研究の一環で、定期的に公開授業を行っている。今回は、第3回にあたる2023年1月24日の公開授業の様子をレポートする。 通信状況を可視化して遅延防止など 快適なネットワークを支える 小・中学校 2023/5/2 盛岡市教育委員会は、市内にある64の小中学校に高速大容量通信の校内無線LANを敷設するにあたり、無線通信可視化・安定化ソリューション「Tbridge®」を導入した。盛岡市教育委員会に、ネットワークアセスメント機能も有するTbridge®導入の経緯や活用方法を聞いた。 GIGAスクールは学校内外の「支援」を活用するステップ2に突入 コンテンツを教える授業からコンピテンシーを育む授業への改善を 特集 2022/12/9 GIGAスクール構想は、ICT環境の整備が中心のステップ1から、学校内外のさまざまなリソースによる支援を活用しながら「個別最適な学び」と「協働的な学び」を着実に実現するステップ2に突入した。今、学校や先生に求められる行動とは――。 東北大学大学院 情報科学研究科/東京学芸大学大学院 教育学研究科の堀田龍也教授に提言いただいた。 管理職経験を生かし、セカンドキャリアで学校現場のICT活用を支援 特集 2022/12/9 公立学校における女性管理職はまだ約2割と少ない。子育てや介護など自身の生活と仕事の両立に難しさを感じる先生が多く、女性リーダー育成のための環境づくりが求められている。現役時代に校長まで務めた後、セカンドキャリアではICT活用のサポーターとして活躍する前橋市GIGAスクール運営支援センター 支援員リーダーの笠原晶子先生に、管理職の資質やセカンドキャリアの考え方について伺った。 「本当の問題発見・解決能力」を育み、生涯にわたって学び続ける子供を育てる 小・中学校 2022/12/9 GIGAスクールの先進地域として、全国から注目されている愛知県春日井市。前号では、市立藤山台小学校のGIGAを用いた「授業改善」をレポートしたが、今回は市立高森台中学校が行っている、「問題発見・解決能力」を育むための実践をお伝えする。 先を見据えた自主的な取り組みが現場での円滑な活用を実現 小・中学校 2022/12/9 全国の学校でICT導入が急ピッチで進んでいる。新型コロナウイルスの影響でGIGAスクール構想が前倒しとなり各校の取り組みにバラつきが見られる中、千歳市では構想発表以前の2013年からICT関連の計画および事業を推進していたことが功を奏し、現場での円滑な活用を実現している。 町・自然・歴史を有機的につなぐICT 未来を担う子どもたちを育成 小・中学校 2022/6/23 玖珠町教育委員会では、GIGAスクール構想のもと、Chromebook™ を活用した教育に取り組んでいる。地元の魅力を活かしながら、子どもたちや教師の自発性を大事にした取り組みの内容と成果について伺った。 授業形態と課題設定の工夫で生徒の積極的なアウトプットを引き出す 小・中学校 2022/6/23 先生が一方的に“教える”のではなく、生徒の主体的な学習を主眼に置く「反転授業」。もともと優秀な大学生に向けて考案された授業スタイルが、近年小中教育の現場でも注目されるようになってきた。長野県屋代高等学校附属中学校では、そこへICTの活用を高度に組み合わせ、毎月のオンライン授業に取り組んでいる。 1人1台端末は教具ではなく文具 個別最適な学びを実現する第一歩 小・中学校 2022/6/23 市内54の小・中学校に Chromebook™ を導入する宮崎県都城市。GIGAスクール構想の実現に向けて足並みを揃えてきた同市の教育委員会と学校現場に取材すると、1人1台端末の活用が着実に進む理由が見えてきた。 GIGAスクール2年目! 学習指導要領が求める資質・能力を育むために1人1台端末とクラウドで授業を変えていこう 特集 2022/6/23 GIGAスクール環境の利活用が、いよいよ2年目に突入する。 今年度は、GIGAスクール構想本来の目的である学習指導要領で求められる 資質・能力を育むために、1人1台端末やクラウドを使っていくことになる。 学習指導要領では「能力観」が大きく変わったため、 「授業観」も変えていく必要があると、堀田龍也教授は指摘する。 先生が「教える」から、子どもが「主体的に学ぶ」へ 小・中学校 2022/6/23 GIGAスクールの成功事例として、全国から注目されている愛知県春日井市。「GIGAで授業が変わった」好例とされる、同市立藤山台小学校の久川慶貴先生(6年生担任)の学級に、朝の会から帰りの会まで1日密着。その授業を見学させていただいたが、その「変化」は、想像をはるかに超えていた。 GIGAスクールの活用が始まった今こそ、先生方や教育委員会に知ってほしいこと 特集 2021/11/19 1人1台端末やクラウドの整備が完了し、いよいよGIGAスクール環境の本格的な活用がスタートした。しかしその矢先に、新型コロナウイルスの感染再拡大が発生。 1人1台端末を使ってオンライン授業に切り替えた学校もあれば、学びが止まりかねない学校も出てきている。この過渡期を、どう乗り越えればよいのか。 東北大学大学院の堀田龍也教授に語っていただいた。 教育熱心な風土を原動力に、“GIGAスクール”の裾野を広げる 小・中学校特集 2021/11/18 江戸時代から根付く教育法が今日まで脈々と受け継がれ、伝統的に教育熱心といわれる鹿児島。そのお国柄を生かし、鹿児島市ではこれまで積極的にICT環境の整備を進めてきた。GIGAスクール構想の時代を迎え、先駆者は何を見据えているのか。デジタル教科書や電子教材の活用状況、今後の方向性について鹿児島市教育委員会を取材した。 GIGAスクール「はじめの一歩」 小・中学校 2021/11/14 「GIGAスクール構想」による1人1台環境での授業がまもなくスタートする。新しい環境に適応するために、学校や先生たちにはどのような準備が求められるのだろうか。その一例を取材した。 GIGAスクール成功のポイントと県教委としての取り組み 特集 2021/11/14 広島県教育委員会では、2014年12月「広島版『学びの変革』アクション・プラン」を策定。知識ベースの学びに加え、子供たちが自ら課題を見つけ、その解決のために、学び、考え、行動できる力を身につけることができるよう、10年先を見据えて改革に取り組んできた。そんな改革の真っ只中、2018年に教育長に就任した平川理恵氏に、これまでの取り組みや公教育の未来について語っていただいた。 ICTが自然と活用される仕組みづくりを 小・中学校 2021/11/14 「チエルマガジン」では2019年春夏号で春日井市の教育情報化の歩みについて取り上げた。あれから2年が経ち、GIGAスクールへの過渡期となる今、どのように歩みを進めているのか。春日井市立高森台中学校の水谷年孝校長に語っていただいた。 GIGAスクール、本格始動!「最初の一歩」をどう踏み出せばよいか 特集 2021/11/14 1人1台端末、クラウド、高速ネットワークの整備が完了し、いよいよ本年度からGIGAスクール環境の活用が本格的にスタートする。今までとはまったく違う新たな学習環境に、最初は先生も子供も戸惑い、うまくいかないこともあるだろう。そこで今号のチエルマガジンでは、すでにGIGAスクール環境の活用に着手し、うまく軌道に乗せている学校や自治体の事例を掲載。 各事例の注目すべきポイントを、 東北大学大学院の堀田龍也教授に解説していただいた。 「1人1台」を目前に教員研修の新しいカタチ 小・中学校 2021/11/12 GIGAスクール構想の実現に向け、市内の全小・中学校において、「1人1台」のChromebookの導入を進める尾道市。2021年度からの本格活用を目指し、校内ネットワークの整備や教員研修を進めている。不慣れな端末やアプリの使用への教員の不安を払拭する教員研修の在り方や今後の活用への期待について取材した。 GIGA環境を学校と一緒につくりあげる 小・中学校 2021/11/12 青森県八戸市では「GIGAスクール構想」が打ち出される以前から、端末の台数を計画的に増やしていくことについて検討を進め、2019年12月からは、1人1台端末の導入に向けて整備計画の前倒しを始めた。いよいよ端末とネットワークが整い、本格的な活用のスタートラインに立った今、教育委員会として具体的にどのような取り組みを行っているのか取材した。 12